紙と構造 ハンドメイド ストラクチュア

 

プログラム

展覧会

 

コンセプト

2013年11月28日|木|—2014年1月17日|金|に竹尾紙の見本帖で開催された展覧会。展示作家の一人としての参加

 

紙とは何であるかを考えてみた。紙は、はがきとして人にメッセージを送ったり、障子のようにインテリアの一部になったり、ダンボールのように立体の梱包材にもなる身近な素材。今回の製作にあたって、小さい頃、紙を使った工作で遊んだ記憶がよみがえった。ハサミで切ったり、糊で貼ったり、折りたたんだりして様々なかたちが作れる。まずはじめに、紙の身近さを生かそうと思った。

 

特徴

紙に空気を入れてふくらませる、いわば紙の空気膜構造の提案。ぺらぺらの和紙が、空気の力によって剛性を持ち、立体構造になる。しかし紙の性質から生まれるやわらかさから、出来上がる構造物は硬くなく、人の体温に近い手触りの素材感が残る。

 

紙に空気を入れてかたちを作れると、様々なシーンで活躍できる。パーティションになったり、子供のための小さな小部屋、ソファになったり。また、受け取ったはがきを膨らますと立体メッセージが浮き出たり、紙の風合いそのまま緩衝材の機能を持った封筒やギフトボックスになったりもするだろう。しかもそれらが工作感覚で作れてしまうところがポイント。紙の身近さを表現しつつ、立体として使うための新しい紙の開発提案。技術的に紙を風船のようにふくらませ、気密性を長時間保持できるとすると、紙の可能性は広がるだろう。

 

 

設計期間 | 2013

クライアント|株式会社竹尾

企画|中﨑隆司

意匠・構造 | Ney & Partners

所在地 | 日本, 東京 / Japan, Tokyo

クレジット | Ney & Partners