日本の橋をデザインする展① 街の小さな橋プロジェクト

 

プログラム

展覧会

 

コンセプト

柳宗理は1976 年9 月2 日朝日新聞「美しい橋の風土を」の中で、「デザインのセンスと創意工夫という点で、日本の橋は世界的に見て見劣りするのである。」と書いている。歴史を振り返れば、過去には熊本の通潤橋、岩国の錦帯橋など、意匠的にも構造(技術)的にも美しい橋は存在する。しかし現代の創意工夫に富んだ美しい橋となるといまだに疑問が残る。

 

橋は、街の風景をつくる。

街の中にある小さな河川に架かる橋、公園の中の水辺に架かる橋、港の小さな入り江に架かる橋。しかしひとつひとつ丁寧に設計をしていくデザインしていくことは不可能だ。

世の中の9 割の橋は、無骨な標準設計の橋が建設される。標準化が悪いのではない。

ほんの少し使い勝手を、ほんの少し想定される場所を、ほんの少し標準化の在り方を考えたら、きっと結果は変わるはずである。行政が発注し、標準設計を経て建設されるプロセスとは違う標準化のあり方を考えてみる。使い勝手や風景に合わせてカスタマイズできる橋を考えてみる、そんな新しい標準化を提案できないだろうか。それが「街の小さな橋プロジェクト」である。

 

特徴

床版が構造として機能することを体感してもらうため、原寸のモックアップを製作、展示した。

 

会期:2015年3月25日(水)〜4月20日(月)

会場:松屋銀座7階・デザインギャラリー1953

主催:日本デザインコミッティー

展覧会担当:松本哲夫

 

設計期間 | 2014

会場構成 | Ney & Partners

所在地 | 日本, 東京 / Japan, Tokyo

クレジット | Ney & Partners Nacasa & Partners(会場)