カールハンセンショールーム階段

 

プログラム

インテリア 階段

 

コンセプト

2020年東京オリンピックメイン会場の近く、外苑前にオープンしたカールハンセン・フラッグシップショップの階段。外苑西通り沿いの交差点にあるテナントビルの1-2階という好立地、3方向からファサードガラス越しに階段が望める。店舗のディスプレイに対して背景かつ、印象的な造形という相反した有り様を目指した。特徴的な三角形螺旋の平面は、既存建物の平面形状に合わせ空間を最大限確保しつつ、快適に昇降できるよう意図した結果である。建築的なディテールがそぎ落とされ、すべて白塗装された階段は、模型がそのまま立ち上がったような不思議な佇まいで、白いRC壁面の店内空間と調和している。

 

特徴

9mmと4.5mmの鋼板のみで構成され、ささら桁が手摺りへと連続する。構造的には片側のささら桁のみで成立するが、ファサード正面からの彫刻的な見え方、子どもが転落しないようにという安全性への配慮から両側に設けた。幅1200mmの出入り口しかなく、使える重機の制限、短工期という条件から、工場で3分割で製作、現場溶接で組み上げている。内側の曲げ内径は200mm程度と小さいため、製作には高い技術を必要としている。

 

 

設計期間 | 2013

施工期間|2014

クライアント|Carl Hansen & son Japan

総工費|325万円

規模|高さ3.6m 幅0.9m

意匠・構造 | Ney & Partners

所在地 | 日本, 東京 / Japan, Tokyo

写真クレジット | momoko japan